海外で歯医者に行く前に知っておきたい歯科英語

歯医者や病院に行くと、英語で病状を説明するのはとても億劫です。日本人がいる病院が近くにあれば良いですが、そうとも限りません。緊急で歯医者に行かなければいけないなんて時もあると思います。そんな時に役立つよう、知っておいたら便利な歯科英語を紹介します

目次

歯医者でよく使う英単語

  • Cavity (虫歯)
  • Decay (虫歯)
  • Filling (詰め物)
  • Crown (被せ物)
  • Gum disease (歯周病)
  • Bleeding ( 出血)
  • Gingivitis (歯肉炎)
  • Sensitivity (知覚過敏)
  • Pain (痛み)
  • Root canal ( 根幹治療)
  • Wisdom tooth (親知らず)
  • Gums (歯茎)
  • Denture (入れ歯)
  • Teeth cleaning (歯の掃除)
  • Tartar (歯石)
  • Plaque (歯垢)
  • Xray (レントゲン)
  • Fluoride (フッ素)

症状などを説明するときに知っておくと便利な単語もあるので、歯医者に行く前にざっとおさらいをしておくと良いと思います。

予約は英語でどうやって取ればいい?

歯医者に行くときに最初にやることは電話で予約を取ることですよね。これも英語に自信がないと中々大変です。

ざっとおさらいしてみましょう!

患者さん

I would like to make an appointment for teeth cleaning and checkup.
(歯のクリーニングと検診の予約を取りたいのですが)
              又は
I would like to see a dentist today because I have severe pain on my tooth
(歯がとても痛いので今日診てもらいたいのですが)

電話ではシンプルに予約を取りたいことと、その理由を的確に伝えると良いです。

予約を取る際にはデンタル保険の詳細を聞かれると思うので、必ず保険の準備をしておいてください。

診察室での会話

クリーニングの際に私、歯科衛生士が最初に患者さんに聞く質問は、

きなこ

Do you have any medical problems? (持病はありますか?)

Do you take any medications? (薬は飲まれていますか?)

高血圧(high blood pressure)や、糖尿病 (diabetes)などは歯の治療に影響することもあるので、歯に直接関係ないと思っても、持病がある場合は必ず歯医者に伝えてください。

その他にも

きなこ

Do you have any concerns?

(何か気になる所がありますか?)

患者さん

I have pain on this tooth (ここの歯が痛いです)

I have sensitivity on this tooth(ここの歯がしみます)

My gums bleed when I brush(歯磨きをすると血が出ます)

気になる歯の部分を指で指すと分かりやすいです。

このように、できるだけ気になる所をピンポイントで説明してもらえると、歯医者側も助かります。

受付で治療費の見積もりを必ずしてもらおう!

クリーニングが終わると、歯科医師が検診にきます。その際に虫歯や歯周病がなく、すんなり終われば良いですが、虫歯や歯周病治療が必要になって来る場合があります。その際に聞いておきたいのが、” Does it cover by my insurance?” (保険でカバーされますか?)です。治療する前にどのくらい料金がかかるか知りたいですよね?基本的に歯科医師や歯科衛生士は治療費については詳しくないので、受付で必ず見積もりをしてもらってくださいね。

アメリカでは歯科保険があれば、基本的に、レントゲン、クリーニングと検診は年に2回無料で受けることができます。歯の詰め物や、クラウンなどの治療費は保険によって変わってくるので、あらかじめ保険会社に直接問い合わせるか、歯医者の受付でどのくらいカバーされるかを聞いてください。

日本とアメリカの歯医者の違い

アメリカの歯医者ではレントゲンをたくさん撮る

アメリカの歯医者では初めてのクリーニングの際に18枚のフルマウスのレントゲンを撮るところが多いです。全てのレントゲンを撮り終えるのに5分から10分かかるので、多くてびっくりしますが、最近はデジタルのレントゲンがほとんどなので、放射量もすごく少ないので安心してください。

アメリカの歯医者ではうがいを中々させてもらえない!?

アメリカの多くの歯医者では椅子のそばにうがいができる場所が設置されていません。クリーニングの途中に水が溜まってくると、歯科衛生士が排唾管を使って水や唾液を吸いとりますが、その際に口を閉じるように言われます。日本人の方はこれに慣れていないので、びっくりされる方が多いです。ストローを吸うように口を閉じてみてください。一気に口の中の水を吸い取ります。

アメリカでは丁寧にじっくり時間をかけてクリーニングをしてくれる

アメリカではクリーニングは一人の患者さんにつき60分ほど時間をとっています。レントゲンや先生の検診も含まれていますが、日本に比べると丁寧に時間をかけて掃除をします。終わった後にはツルツルの歯になっていてとてもスッキリしますよ。

まとめ

もし仮に英語が完璧に話せなくても、単語やジェスチャーでも会話は成り立つので心配しないでください!

ただ先生からの治療内容の説明は少し難しく感じるかもしれません。

アメリカでの歯の治療は高額な治療になりかねないので、しっかりと理解した上で治療を受けてくださいね!

最後までお読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人

アメリカのハワイ州とカリフォルニア州で歯科衛生士の資格を所有。日本では全くの未経験から、アメリカの歯科衛生士プログラムに入ることを決意。2017年にハワイ大学歯科衛生士学部卒業。現在はカリフォルニア州のベイエリアに夫と二人の娘と暮らす。

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