初めての語学留学
私が初めて海外に行ったのが19歳の時でした。地元から一歩も外に出たこともなく、英語なんて全く話せないこの私がよく決意したと思うのですが、カナダのトロントにある語学学校に約10ヶ月ほど通いました。海外はもちろん、飛行機も初めて乗ったのがこの時。揺れるのが怖くて、一睡もできませんでした(笑)
語学学校は時間とお金の無駄
語学学校の生活は楽しくて、友達もたくさんできたのだけど、10ヶ月経った私の語学力はどうかというと、多少の英語の聞き取りが伸びた程度という感じでした。スピーキング力は全然で英語を話すことに全く自信が持てませんでした。
これが現実です。語学学校は基本、午前か午後のみの授業で、宿題もあまり出ません。学校が終わると、友達とモールなんかで遊んで1日が終わります。長い休暇のようで、すごーく楽しいんだけど、英語を伸ばしたいのならあまりおすすめできません。
日本に帰国した後、現実に直面し、英語力もほぼ変わっていない自分に、悲壮感を感じずにはいられませんでした。その後、海外の生活が恋しくてどうしてもまた留学したいという思いが強くなり、今度はアメリカのシカゴのコミュニティカレッジに行こうと決意しました。
日本にいても簡単にできる英語勉強法
おさらいすると、10ヶ月で伸びた私の語彙力はリスニングが少しできるようになった程度。それでも英語のドラマを英語字幕で見ればある程度理解できる所まで伸びました。
私のおすすめする日本でもできる英語の勉強法はアメリカのシットコムのフレンズをひたすら毎日見ること。本当に毎日ひたすら見ていました。この頃には英語字幕をつけたり、字幕なしでも理解できる様になっていました。日常生活のドラマなので難しい単語も出ないし、たまに出るスラングも勉強になるし、ストーリーも面白くて、楽しく英語が学べる最高の方法です!!この方法、なんとBTSのリーダーRMさんもやってたらしい!全く英語ができない方でも、まずは日本語字幕をつけて、ストーリーの内容をある程度把握できたら、英語字幕で挑戦してみてください!
私はフレンズでしたが、自分の好きなジャンルでハマるドラマならなんでも良いです。英語は楽しくないとすぐ飽きてしまうので、まずは色々なジャンルのドラマを見てみましょう!
2度目の語学留学
シカゴのコミュニティカレッジに入る手続きも全て自分でやり、留学費用もある程度貯めて両親に本気度を見せて、ようやくゴーサインが出ました。絶対英語を物にしてやろう!と私の決意は固かったのです。
留学エージェントを頼るのも全然あり!
私はシカゴの留学は学校探し、住まいやビザも全て自分で手配しました。というのもシカゴに知り合いがいたので、通う大学や住まいはすぐ見つけることができたのです。
もし知り合いがいなかったら、絶対に留学エージェントを使っていたと思います。安全な地域や、住まいなどは自分で調べるには限界があります。大学に関してもたくさんの情報を知っているエージェントに頼むのはある意味、留学を実現する近道だと思います。留学は思い立ったら即行動です!
留学をするなら語学学校よりコミカレのESL
シカゴでは語学学校ではなく2年制大学のコミュニティカレッジに入りました。結論、英語を最短で学びたいなら、語学学校ではなく、コミュニティカレッジのESLに行くのが一番だと思います。色々な人種の子たちと知り合えるし、ほとんどの人が大学進学を目指しているので刺激をもらうことができます。さらに学校からは課題が出るので、嫌でも勉強しないといけない環境になること。ESLが終われば、そのまま大学の授業を取ることができるので、英語だけでなく学位も取ることが可能です。
私はESLに通った時に、たくさん友達を作ることができました。もちろん日本人の友達もできましたが、様々な人種の方と知り合えることができました。ESLに通っている生徒が必ず英語ができないわけではなく、中には英語は上手に話せるけど、読み書きができない生徒もいます。なので会話をしているとペラペラに話せる生徒がいてびっくりしたのを覚えています。英語ができる友達を作ることができれば自然と英会話もうまくなっていきます。
私はアメリカに留学したのは語学力を伸ばすためでしたが、それが段々と英語で何か将来に役立つ勉強をしたいという目標に変わっていきました。コミュニティカレッジに通った2年半でリスニング力だけでなく、スピーキング力が格段と伸びました。英語を話すことは聞き取りよりも時間がかかります。できるだけ英語を話せる環境に身を置くことが一番の近道です。
まとめ
今、私はアメリカで歯科衛生士として働いています。初めてカナダに留学をした時の私には全く想像すらできなかったことです。英語を時間をかけて学び、自分のやりたい事を諦めずにやり切ったことが今の私につながっています。英語を学ぶことは財産になります。何歳からでも絶対諦めずに頑張って欲しいです。
コメント