アメリカで歯科衛生士になるには
歯科衛生士学部のある大学に入学
歯科衛生学部のプログラムは通常2〜3年間になります。2年間のプログラムは Associate degree (準学士号), 3年間のプログラムはBachelor degree (学士号)を取得できます。アメリカ歯科衛生士協会(American Dental Hygienists’ Association)などの公式機関から認定を受けたプログラムを選びましょう。歯科衛生士学部に入る前に、学部の指定したPrerequisite (必須科目)のクラスを取る必要があります。詳しくはこちらに飛んでみてください↓
国家試験(National Board Dental Hygiene Examination, NBDHE)に合格
大学で実習や課題を全て終えるといよいよ国家試験(National Board Dental Hygiene Examination, NBDHE)を受けます。この試験は筆記試験でアメリカ全州共通の試験になります。問題は選択式で全部で350問、2つのセクションに別れており、最初のセクションは学科ベースの問題が200問、2つ目のセクションは、患者のケーススタディの問題が150問でます。制限時間は7時間半ほど設けられています。途中に休憩も取ることができます。試験の費用は2023年現在、$565です。
州の実技試験に合格
歯科衛生士の実技試験は州によって異なります。実技試験は大きく分けて5つの臨床試験機関に分けられます。住んでいる州によって受けれる試験機関が違います。
- Council of Interstate Testing Agencies (CITA)
- Central Regional Dental Testing Service (CRDTS)
- Commission on Dental Competency Assessments (CDCA) North East Regional Board (NERB)から変更されています。
- Southern Regional Testing Agency (SRTA)
- Western Regional Examining Board (WREB)
自分の住んでいる州がどの試験機関の管轄かを必ずチェックしましょう!
もし将来、他の州に引っ越しをする場合は、もう一度実技試験を受ける必要がある場合があるので、必ず確認をしましょう!
私はカリフォルニア州に引っ越した時に実技試験を受け直すことになり、本当に苦労しました。リージョンは一緒だったにもかかわらず。。泣
詳しくはこちらから↓
州の歯科衛生士委員会(Dental Hygiene Board)に免許を申請する
国家試験と実技試験に合格すれば、あとは免許の申請をするだけです。それぞれの州の歯科衛生士委員会に免許の申請をしましょう。この際に幾らかの費用がかかるので、問い合わせて確認をしましょう。
アメリカの歯科衛生士について個別に質問がある場合はこちらからお願いします。→ お問い合わせ📩
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